壁紙を選ぶ時、貼る時の注意点 - 浮遊そうな僕が富裕層になりたい話

私は住宅とアパートのリフォームの際に遊んでみたい部分があった　それは壁紙だ。長年一人暮らしをしている中で、単調な白い壁紙とよくあるビニールのような床に飽きてしまっていた　その為入居者には、少し変化のある暮らしを楽しんでもらおうと壁紙の提案をしてみた　壁紙の組み合わせを入居者に選んでもらったのである　自分の住宅部分も壁紙を白ではなくカーキベースにしてみた　今は大満足である　その前に様々なメーカーのショールームに足を運び、実際の壁紙を確認してきた　壁紙クロスのメーカーは主にサンゲツ、ルノン、トキワ、リリカラ、シンコール、東リ等がある　結果としてはシンコールがメインで他サンゲツ、通販で壁紙屋本舗から自分で購入し、施主支給した

今思うのはやはり実物を見ても実際の自分の物件にあてはめてみると、イメージと違っていてちょっと失敗だったかなと思う部分もある　部屋の奥行きがないと色が濃ければ圧迫感が増してしまうし、柄同士の組み合わせはなおさら難しい　実物をみていたのに部屋の狭さとの間隔がずれてしまった　壁紙をみてこれを使いたい！とテンションあがってしまっていた為だろう　なにせ、ショールームも広い。間隔が麻痺する。　広い空間で壁紙を決めるのと狭い空間で壁紙を決めるのは何か違う気がする　イケヤで見た家具が自分の部屋では合わなかったように。

意外とメーカーの壁紙は同じ価格でも柄が豊富なので気に入らなければいずれ変えてしまえばいい　白は確かに万能なのだが、いわゆるインスタ映えもせず、柄物のほうが若い世代にはアピールできるのではないかと思った　私のボロボロアパートは恥ずかしいがコンセプトは「オランダの小部屋」であったなぜオランダなのかはわからない　しかしビビットなカラーとグレーなイメージ、そして町並みは古いが革新的な機能美も持ち合わせているという自分の中の勝手なオランダのイメージだ　パリの小部屋では女性向きすぎる　オランダあたりがクールで丁度いい（？）

リフォーム向きの壁紙と新築向きの壁紙があることにも注意したい　リフォーム向きだと少しだけ厚みがましている　既存の古い下地だと凸凹があったりして、薄い壁紙だとカバーできないからだそうだ　

私はアパートの方で床を独断でヘリンボーン柄にしてみた部屋があったのだが、そこは目が回るとのことで不評だった　反省して次回は変えたい

それから色の濃い壁紙を使用した部分で、時間が経過するごとにに白い線が浮き出してきた。ゴシゴシしても消えずよくわからないが、下地に使用したノリがおもてに浮き出てしまったのだろう　やり直してもらうか迷ったが、住宅部分だったので施工会社にはとりあえず黙ってしまった　他に壁紙同士が切り替わるつなぎ目で壁紙の端部分のノリが不十分だったのか数ミリだが壁紙が浮いてしまっている　遠目だと白く筋が入っているように見える　さらに張ったばかりから数時間が経過すると壁紙が硬くなってくるのか、ノリが定着し壁紙に凹凸がでてきた　ノリの量が問題か、あるいは下地に凹凸があったためと予想される

メーカーの壁紙はほとんどノリが付いている状態で納品されるが、通販で自分で購入する場合はノリのありなしに注意が必要だ　のりがなければ、職人さん（または自分で）ノリをつける作業も必要になってくる　私から提供した壁紙には職人さんが手動壁紙糊付機でノリをつけてくれていた　寒い中一人でもくもくと作業してくれた職人さんの後ろ姿を思い出すと、完璧を求めずちょっとぐらい何か問題があってもいいかと私は思った。

それから予算がなく1つも購入できなかったのだが、輸入壁紙の美しさには惚れ惚れした　日本で販売している壁紙よりサイズが小さいのに単価が高く数千円、数万円するものもあり、絵画を飾るような感覚で壁紙を張れる　アクセントに少しだけ輸入壁紙を使ってみても楽しいかもしれない　メーカーでも輸入壁紙を扱っているが、輸入壁紙専門の会社や通販の方が種類が豊富だ　日本の壁紙より薄いらしく、自分で貼るならアクセント部分のみのほうがいいかもしれない　私は試しに輸入壁紙の通販のサイトで気に入った壁紙にどんどんチェックを入れて後でカートをみたが、どぎつい模様ばかりになっていて病んでいるのか、、？と少し心配になった　ウィリアム・モリスの壁紙なら、マスキングテープになっている絵柄もあったりして、男女問わず人気があるのだろう